皮膚科インデックスコラム週末・夜間に診療する皮膚科を探すとき、何を確認すべき?
週末・夜間に診療する皮膚科を探すとき、何を確認すべき?
仕事や学校のために平日の昼間に受診しにくい場合は、週末や夜に開いている皮膚科を探すことになります。継続して通う必要のある病気や、何回かに分けて受ける施術なら、診療時間はさらに重要になります。ただし、公開されている診療時間だけを信じて行ったら無駄足だった、ということも少なくありません。週末・夜間の診療先を探すときに確認したい点を5つにまとめました。
公開された診療時間は出発点です
地図サービスや健康保険審査評価院(HIRA)の医療機関情報では、曜日ごとの診療時間が公開されていることが多くあります。候補を選ぶのには便利ですが、医院自身が入力した情報なので、変更された時間の反映が遅れることもあります。
特に祝日、旧正月や秋夕(チュソク)の連休、夏休みの期間は、ふだんと違う運営をするところが多くあります。初めて行くところなら、受診前に電話や医院のお知らせで、その日に診療しているかどうかをもう一度確認するのが安全です。診療時間が曜日ごとに違うところも多いので、自分が行く曜日の時間を別に確認しましょう。
週末や夜間に薬を処方されたら、近くの薬局が開いているかもあわせて確認しましょう。医院が遅くまで診療していても、周辺の薬局が先に閉まると、処方薬をすぐに受け取れないことがあります。
診療終了時刻と受付の締め切りは違います
夜間診療が夜遅くまでといっても、受付はそれより早く締め切ることが多くあります。施術が必要な診療なら、麻酔クリームを塗る時間などの準備のために、締め切りがさらに早まることもあります。仕事帰りに受診するなら、受付の締め切り時刻を別に確認しましょう。
土曜日は午後の早い時間に診療を終えるところが多く、昼休みなしで診療するところもあります。週末は患者が集中して待ち時間が長くなることがあるため、予約ができるのか、当日の受付順に診るのかもあわせて確認すると、時間を節約できます。
平日の夜間診療は、曜日を決めて行っているところが多くあります。週に何日かだけ遅くまで開いているといった形なので、「夜間診療」という表示だけを見てどの曜日でも行けると思っていると、すでに閉まっていることがあります。
曜日ごとの担当医を確認します
医師が複数いる医院では、曜日や時間帯によって診療する医師が異なることがあります。週末や夜間は、平日とは別の医師が診療する場合もあります。予約をするときに、その日に診療する医師が誰なのかを尋ねておくとよいでしょう。
アトピーや薄毛のように経過を続けて診る病気なら、同じ医師に診てもらうことが薬の調整に役立ちます。担当医を決めたいなら、その医師の診療曜日と時間を確認し、再診の日程をその時間に合わせましょう。
週末の診療を担当する医師がよく替わるところもあります。そうしたところで再診を受けるなら、前回の診療記録と処方内容を次の医師が引き継いで確認しているか、経過写真を残しているかを尋ねると、診療が途切れずにすみます。
夜間・祝日の診療費は少し異なることがあります
健康保険制度では、平日の夜間、土曜日の午後、祝日に診療を受けると、診察料などに加算がつきます。そのため、同じ診療でも昼間より自己負担額が少し増えることがあります。加算がつく時刻や項目は制度で決まっているので、気になるなら受付のときに尋ねてみましょう。
美容施術のような保険適用外の項目は医院が決めた金額に従うため、時間帯による違いがあるかどうかを別に確認しましょう。回数の残っている施術なら、週末の予約が取りにくくないか、予約を変更するときに不利益がないかも、前もって尋ねておくとよいでしょう。
緊急時は皮膚科より救急外来へ
顔や唇が急に腫れて息苦しい場合や、広い範囲に水ぶくれができて熱が出る場合、ひどいやけどを負った場合は、皮膚科の夜間診療を待つより救急外来を受診するのが適切です。薬を飲んだあとに皮膚や口の中の粘膜に水ぶくれが広がる場合も、早めに大きな病院で確認してもらう必要があります。
施術後に痛みが強くなったり、腫れて熱が出たりといった異常が起きたときの連絡方法も、前もって知っておきましょう。診療時間外に連絡できる番号があるか、週末にも診療を受けられるかを確認しておけば、急なときに慌てずにすみます。
呼吸困難や高熱を伴わない症状なら、夜間診療で対応できることも多くあります。かゆみの強いじんましん、急に広がった湿疹、虫に刺されたあとにひどく腫れた肌のように、翌日まで待つのが難しい症状のときに活用できます。
よくある質問
日曜日に診療している皮膚科もありますか?
ありますが多くはないため、受診前に診療しているかどうかを必ず確認する必要があります。日曜日や祝日の診療は、医院の事情によって隔週で行ったり、時期によって変わったりすることがあります。公開されている診療時間とあわせて、医院の最近のお知らせや電話で、その日の診療の有無と受付の締め切り時刻を確認するのがよいでしょう。
夜間診療を受けると、診療費は高くなりますか?
健康保険の診療なら、少し増えることがあります。制度上、平日の夜間、土曜日の午後、祝日の診療には診察料などに加算がつくためです。加算の対象と基準となる時刻は制度で決まっており、保険適用外の施術は医院が決めた金額に従うため、時間帯による違いがあるかどうかを別に確認するのがよいでしょう。
週末に初めて受診しても大丈夫ですか?
大丈夫ですが、待ち時間と担当医を前もって確認しておくのがよいでしょう。週末は患者が集中して待ち時間が長くなりやすく、平日とは別の医師が診療することもあります。初診のあと継続して通う必要があるなら、その後の再診を受ける曜日と時間帯を相談のときにあわせて決めておくと便利です。